スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『バッカーノ2002A&B』 著/成田良悟  感想

2009.12.06 *Sun
バッカーノ!2002「A side」―Bullet Garden (電撃文庫)バッカーノ!2002「A side」―Bullet Garden (電撃文庫)
(2007/10)
成田 良悟

商品詳細を見る


バッカーノ!2002「B side」―Blood Sabbath (電撃文庫)バッカーノ!2002「B side」―Blood Sabbath (電撃文庫)
(2007/11)
成田 良悟

商品詳細を見る




 私の名前はコピーキャット。
 私は単なる模倣犯。私はしがない犯罪者。
 さあ、繰り返そう、繰り返そう。
 あの事件を繰り返そう。
 あの時の事件を真似ましょう。
 見たかったものを観る為に――。






 ……12月初めての更新。
 どうも。かなり放置してすみません。
 今回はバッカーノの2002年ということで。まあ、なんでしょう。読み終わったのがもう二週間以上前のことだったので、個人的に完全にいまさらな気分ですが、とりあえず感想をやりましょう。

 これまでのバッカーノはだいたいが1930年代を舞台にしていたのに対し、今回は2000年代。主要登場人物は、不死者以外は総入れ替えと思いきや、思わぬところでいろんな線がつながる面白さがあります。
 雰囲気は現代を舞台ということで少し違いますが、のりはいつものバッカーノ。なかなかに楽しませてもらいました。





 では、この下からはネタバレありで。






 まあ、いろいろ面白い要素はたくさんありましたが、ぶっちゃけ全部が全部、ラストの余章Bの展開に飲まれちまってるよな……。

 というわけで、ラスボス登場、バッカーノ2002年。もうみんながみんな、「お前かよ!!」と突っ込むしかなくなる物語。バッカーノシリーズの愛読者なら、のりのりで楽しめること請負ですね。


 ただ、読んでいる最中はとても面白かったのですが、読み終わって振り返ると、何か物足りない気もするんですよね。もちろん余章Bの展開があったので、すべてが満たされてはいますが、2002年本編としては、もうちょっと盛り上がりが欲しかったところ。
 特に、今回の事件が1931のフライングプッシーフット号事件を模倣したのであれば、やっぱり役者の入り乱れ方が微妙だったかも。むしろプロローグの法が入り乱れていたくらいですし……。

 まあ、そのへんは、やっぱりページ数の問題でしょうね。あとがきで成田さんがボツ展開があると言っていましたし、ところどころ釈然としない部分も多いですから。話としてはすっげー面白かったんですけどね。ちょっと勿体無い。(当初のように三部作になっていたら、どうだっただろうなぁ)


 

 と、なかったことを言っても仕方が無いですが。

 とりあえず、今回現代ということで、新興宗教を持ってきてくれたことは非常に楽しかったです。いや、もうバッカーノの狂った世界観には、こういう組織がとてつもなく合うなほんと。また、現代だからこそ、こういう組織の異常性ってわかりやすいですしね。しかし、他人の不幸を見ることで自身の幸福を感じるってのは、本気でありそうで怖い。

 あと、仮面職人のこともいろいろ伏線はってくれて楽しみです。モニカとヒューイの間にいったい何があったのか。1701のヒューイと1930代のヒューイでは、やっぱり価値観がかなり違いますし、何があってああいう風になったのか、期待が高まります。

 本編に関しては、フィーロの出番が序盤は多くて楽しかったのですが、後半になるにつれて他のキャラに食われてしまったのが残念。もっとエニスとのいちゃらぶな日々がみたい!



 それと、やつがラスボスってことが判明したわけですが、もうこれ、成田さん出したくて仕方なかったんだろうなぁ、と思うくらいノリノリですね。ここまで来るのに、かなりもどかしかっただろうなぁ。さあ、あとは一気に駆け抜けるのみ。いったい何巻かかるか分かりませんが、頑張ってもらいたいです。


 ではでは、今回はこの辺で。



スポンサーサイト
COMMENT : 0
TRACKBACK : 0
CATEGRY : 成田良悟

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 

TRACKBACK

TrackBack List

プロフィール

西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

拍手がえしに関してはこちらでご覧ください。
http://blogvote.fc2.com/pickup/emptyreader


年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
http://tukimaturi.blog89.fc2.com/

初めての方は、カテゴリ内の『未分類』を先に読んでください。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ

未分類 (3)
読書日記 (3)
漫画日記 (32)
漫画の紹介 (3)
浅田次郎 (1)
綾辻行人 (1)
有川浩 (2)
有沢まみず (1)
五十嵐貴久 (1)
伊坂幸太郎 (3)
井上堅二 (2)
歌野晶午 (1)
浦賀和宏 (1)
乙一 (1)
賀東招二 (1)
鎌池和馬 (6)
貴志佑介 (1)
北村薫 (1)
京極夏彦 (2)
桐野夏生 (1)
佐藤友哉 (1)
沢井鯨 (1)
沢村凛 (1)
白河三兎 (1)
新海誠 (1)
鈴木大輔 (1)
竹宮ゆゆこ (2)
多島斗志之 (1)
辻村深月 (5)
土橋真二郎 (1)
中島らも (1)
成田良悟 (15)
西尾維新 (17)
野村美月 (1)
橋本和也 (2)
姫野カオルコ (1)
本多孝好 (2)
円居挽 (1)
道尾秀介 (1)
湊かなえ (2)
武者小路実篤 (1)
望月守宮 (1)
森絵都 (1)
森見登美彦 (1)
薬丸岳 (2)
柳広司 (1)
米澤穂信 (10)
翻訳小説 (2)
日高由香 (1)
越谷オサム (1)



FC2カウンター



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード



フリーエリア

西織の最近読んだ本



Copyright © 空っぽの知識(読書日記) All Rights Reserved.
Images from ふるるか Designed by サリイ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。