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『とある魔術の禁書目録20』 著/鎌池和馬  感想

2009.11.17 *Tue
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈19〉 (電撃文庫)とある魔術の禁書目録(インデックス)〈19〉 (電撃文庫)
(2009/11/10)
鎌池 和馬

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 「……どうやら、私には変形機能があるらしいぞ?」



 シリアスな後半において一気にギャグに落してくれたエイワスさんパネェっす。

 どうも。男の子ならば誰もが憧れる変形! けれど人間がやった場合はぶっちゃけ変態だよね? 西織です。
 ちょっと遅くなりましたが、禁書の新刊の感想行ってみよー!





 ここから下は恒例通りネタバレありよん?








 とりあえず、内容が濃いので、一つ一つ順々に。


・変態集団『グループ』
 まじめな口調でロリかっけーこと語っちゃってる一方さん最高っすねほんと!
 いやあ。ふつうガキに振り回されるなんてないですって。いやあ、やっぱ本物の悪党は違うなぁ。どんな変態ゼリフもかっこよく見えるんだからぁ!
 ってか、結標さんってば、やっぱりショタコンだったんですね。いや、単にイメージだったけど。
 あと、エツァリお兄ちゃん。女子高生の尻追ってる暇があったら家族サービスしなきゃ♪


・滝壺バニー
 素晴らしきナイスタイミングで流れるHANAJIよ、ぐっじょぶ!

 ……しかし、この下りは冷静に考えてあらすじの文章に入れる必要があったのだろうか?


・スパークシグナル残党狩り戦
 エツァリお兄ちゃんの役立たず!!
 ……いや、ほんと、何やってんだこのロリコン。


・学園都市の性の乱れ
 一方さんの能力ってほんとなんでもできるな。
 アレイ☆が何考えてるかわからんけど、もう学園都市の上位組はこういう人命救助に当たった方が世界平和になっていいんじゃねえのかとかなり真剣に思うわ。


・戦闘中のすごいパンツ
 浜面さん前見てくださいお願いします。


・イケメン女性パイロット
 いや、イケメンすぎるだろこの人。女性だけど。
 どうせならこのネタ、もっとゆっくりやってほしかったなぁと思ったり。


・無能力者VS超能力者
 何気にこの巻の中でも一番熱いバトルじゃないでしょうか。
 上条さんの場合は、レベル0はレベル0でも、あんな反則右手(と頑丈すぎる体)を持っていますから、本当の意味で最弱ではないですし。それに加えて浜面さん、この人はレベル0で能力そのものも使用することを考えないほど弱いという、まさにレベル0にふさわしい人間。さあ、ここに最強と最弱の戦いの火ぶたが切って落とされた!

 ……しかし、一方さんやっぱ戦闘慣れしすぎだよなぁ。もうこれ、かみやん勝てないよ。

 そして、滝壺に助けられて、『強くなりたい』と願う少年漫画魂を持った浜面さんがかっこいい。


・親船さん籠絡作戦
 んー、正直一番さめちゃった話。
 なんだかなー。一方さんがダークヒーローなのはわかりきってるから、こういう茶番やらないでほしいなぁとちょっと思ったり。説得するにしても、もっと別の方向からすべきだったとおもうわ。


・親船さん身代わり作戦
 エツァリお兄ちゃん名誉挽回♪


・エツァリVSテクパトル
 しかし、この科学組の話の中でやっぱり海原の話だけが浮いてるよなー。
 まあ、『とある魔術』の話ですから、むしろ一番面白いところでもあるんだけど。原典同士のぶつかり合い。そすて、毒を食らわばの精神で捨て身のエツァリにこそ勝機があるっていうのもかなりいい感じ。
 全身ボロボロになりながらも、順調にパワーアップしているエツァリはいったいどこに行くつもりだろう……?

 そして、トチトルの話とかって、DVD特典の話らしいけど、いつかちゃんと文庫で出てくれるのかな? かな?


・超能力者VS甲賀の末裔
 まさかここで木原神拳(笑)を見ることになろうとは!
 いやあ、ほんと木原さんってすごかったんだなぁ。

 それにしても、一方さんは杖のおかげでまた一歩最強への道を歩んでしまったな……。自分で杖改造するとか、この人、なんだってできるなぁ、ホント。


・絹旗VSステファニー
 ちゃんとSS2で出てきた意味があったんだなー、って感じの戦い。
 まあ、後に待つスプラッタホラー(笑)の前哨戦なわけですが、なかなかに能力バトルしてて面白い感じです。
 まあ、勝ち方はそれしかないよなー、って話だったんですが、戦況が小出しされていたおかげで緊張感が保ててよかったです。


・そして、恐怖の鬼ごっこ
 「……はーまづらぁ……」
 浜面の「俺達は生き残ったんだ!」発言の後だっただけに、このワンシーンだけで爆笑してしまいました。
 いや、もうこのあとは、マジで地獄のおにごっこですね。イザナミの姿を見たイザナギのごときホラーアクション。B級スプラッタホラー並みの怖さと笑いを提供する、麦野さんの再登場です。
 結構シリアスな展開のはずなのに、どうしてこんなに笑えるんだろう。途中麦野がしんみりすること言うシーンがあったのに、そのシーンであのイラストですからね。そりゃあ出オチってものですよ。実際即座に前言撤回ですし。
 ってか、むぎのんったら、随分下品になったなぁ。逃げている方はそんな余裕はないとはいえ、見ているこっちは何言ってんだあんた、って感じですよ。
 ま、その地獄の鬼ごっこも、知恵と意地でなんとかする浜面さんはホントある意味上条さん以上に化物だな。

 それはそうと、さらりと明かされた垣根帝督の現状がちょっとしゃれになってない……。むぎのんは聞き伝えみたいだけど、どこまで本当なんだろうか。あのメンヘラ男、一回で消すにはもったいないと思うんだけどなぁ。


・ドラゴンことエイワス
 あー、ドラゴンって、上条さんのことではなかったのか。
 この辺でいい加減2巻のあの伏線回収してほしいんだけど、やっぱり違ったのか。んー、ここまで来ると、ほんとうに2巻のドラゴンは夢に思えてくるな。

 それはそうと、超重要人物っぽいエイワスですが、どうもなんのための存在なのかわからんなぁ。いったいいつになったら風呂敷畳むんですかかまちー。

 とりあえず、やっぱり一方さんの黒い翼は、アレイスターが目指すものの足がかりになるものではあるみたいだけど、まだ成熟度が足りない、と。まあ、一方さんがアレ使ったのまだ三回だしね。それと、最初に一方さんがエイワスに襲いかかったときにエイワスの防衛機能が働いたみたいだけど、そこでもちょっと『勝手に動く翼』とかなんとかいっているけど、この翼も、一方さんと同じもんなんだろうか。
 『オシリスのころのもので、ホルスを生きる私には~』って単語から、やっぱり魔術絡みではあるみたいだけれど、これも途中の言葉が崩れていることを除いてもわかりにくいよなぁ。ちょっと調べてみたら、ホルスはオシリスの子供か。ということは、オシリスのころのもの、ってことは、過去の時代のもので、後世であるホルスには通じないってことか? この辺、くわしいひとが解説してくんないかな。
 ってか、そもそも全体自体が明かされていないから、考えるだけ無駄とも取れるけれど。



・そして、ロシア編へ
 ボロボロになった一方さんは、ラストオーダーを連れ去ってロシアへ。
 一番行くの大変なのこいつだよなぁ。そもそもが満身創痍なのに、病院に行くこともできずにすべてのバックアップを切り捨てちゃってるんだから。ロシアまでの足もないのに、どうやっていくつもりだろう。
 まあ、けがは能力のおかげで治りが早いとは言え、そもそも能力制御のチョーカーのバッテリーがいつまできくことか……。とりあえず『電話の声』のジャミングは防いだから、あとはバッテリーをどうにかするだけで、それって自作してたっけ? 確か自分でどうにかするとか言っていたこともあったような……。ちょっと曖昧だなその辺。

 それに対して、けがと体調はギリギリだけど、一番ましな浜面&滝壺コンビ。
 いや、ちょっと待ってよ。さらりと流されたけど、これって禁書初のキスじゃね? え、うそ、うそでしょ。うっはー。やべぇ、テンションあがるぞ畜生! ってか、滝壺の方からかよ! そのギャップやばいぜ。
 浜面がどんどんかっこよくなっていくわけですが、ほんと不確定すぎる要素だよな、こいつは。滝壺だけの正義の味方、っていうのもまた面白いし。話の都合上上条さんが主役だけれど、こういう『誰かのための正義』も描きたかったんだろうなぁ。
 最後に滝壺が「離れないで」って言ったことで、それまでのマイナスの覚悟をプラス方向に変える浜面かっこいいです。

 そして、最後の一人。我らがツンツン頭、上条当麻。
 こうして18巻の続きに行きついたわけですが、こいつもほんとどうするつもりやら。そもそもイギリスって島国ですからね? しかも今禁書の世界では海路が使えなかったはずだし……。


 なにはともあれ、その辺は20巻を待ちなさいということで。



 うわぁ。ほんと毎回引きが最高だな畜生。早く20巻読みてぇぜ!






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CATEGRY : 鎌池和馬

COMMENT

こちらにも入らせていただきますharukaですw
読んでいる本とかはほん少しなので、ほとんどコメントをする事はないと思いますけども。

>エツァリお兄ちゃんの役立たず!!
>……いや、ほんと、何やってんだこのロリコン。
これに吹いてしまったのでコメントって事であながち間違ってない気もするけれどw

これから数ヶ月、かみじょーちゃんはどうするんだろー。と悶々させられるのか・・・ッ!
2009/11/20(金) 00:18:42 | URL | haruka #HGg6wAcs [Edit
あのシーンは、ほんとうに何がしたかったのか意味不明ですからね……。
まあ、本当に海原がミスったってのが正解なんでしょうけど。妙にプッシュされているくせに、微妙なところで使えないなエツァリお兄ちゃんは。
2009/11/20(金) 19:59:41 | URL | 西織 #fBhJEaUc [Edit

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プロフィール

西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

拍手がえしに関してはこちらでご覧ください。
http://blogvote.fc2.com/pickup/emptyreader


年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
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