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『バッカーノ! 1705』 著/成田良悟  感想

2009.11.15 *Sun
バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra (電撃文庫)バッカーノ!1705―The Ironic Light Orchestra (電撃文庫)
(2007/07)
成田 良悟

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 「お前はまるで……『笑顔中毒者(スマイルジャンキー)』だな」



 なんか最近、あんま本読む時間とってないなぁ。
 ま、そんなわけで、ひさしぶりに読んだバッカーノ。返却期限が近付いているのでとっとと感想を。

 今回の話は、錬金術師たちの過去話。思春期真っ盛りのヒューイと当時から狂っていたエルマーの出会いの物語。しかし、これはシリーズとしても面白いけど、単体としても結構面白かったです。





 では、ここから先はネタバレ含めて。





 いやあ、エスペランサいいキャラしてるなぁ、おい。
 もうこの話で一番気に入ったのはこいつです。うーん、極端なまでの女性信仰、一歩間違えれば変態まっしぐらなのに、ここまで愛すべきキャラになるというのも不思議です。
 あー、過去編でしか出てこないってのはちょっともったいないなぁ。次に予定されている1710でも登場してくれることを祈る。


 ヒューイに関しては、1930年代の彼からすれば本当に子供のころが描かれているわけですが、それでも違和感なく受け入れられる感じがしましたね。こういう屈折した過去があるからこそ、1930年代での落ち着いた雰囲気もわかる感じがしますし。
 それと、カラーページで、エルマーについてどう思う、という質問に対して、1705のヒューイは、照れ隠しなのか本心なのかわからない毒舌はいていますが、2002の方では最高の親友とまで言っているんですよね。その時間の流れの間に何があったかはわかりませんが、これはなんだかすごく人ときました。本編とは全く関係はないですけれど、こういう細かい心情の変化を描かれていると面白いなぁ。

 しかし、まあ今回のヒューイはただ振り回されただけでしたね。彼自身やってることはかなりスケールでかいのに、周りの人外共がww
 そうやって散々振り回されまくって、最終的にそれまで厄介にしか思っていなかったエルマーに興味を持つようになっていった過程がなかなかおもしろかったです。ただ、できることならモニカにも視点を当ててやってくれヒューイ……。

 それはそうと、ヒューイの母が処刑される間際に言った一言がすごく印象に残りました。あれは鳥肌立つなぁ。ま、あんなことがあれば屈折するのも仕方ないとは思いますし。
 浮かべた笑顔の種類は同じでも、そこで望んでいるものは違うわけで、それをヒューイが感じ取れるようになればいいわけですけれど。


 あとは……ちょっと一つ残念だったのが、ニキについてもうちょとt描写してほしかったなぁってところでした。主役としてヒューイとエルマーがいたので、どうしても影が薄くなりがちなんですよね、この子。今回の話で一番何かを得たのは彼女でもあることですし、もうちょっと印象強くてもよかったと思うんだけどなぁ。


 ま、そのほかの話はまだ伏線だけ張って語られていない状態なので、今後に期待ってことですね。マイザーさんのキャラにはちょっと笑ってしまいました。この人、随分と丸くなったんだなぁ……。




 それでは。ひさしぶりの感想でちょっと拙かったですが、きょうはこのへんで。
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西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

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年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
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