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『とある魔術の禁書目録18』 著/鎌池和馬  感想

2009.07.10 *Fri
とある魔術の禁書目録 18 (電撃文庫 か 12-20)とある魔術の禁書目録 18 (電撃文庫 か 12-20)
(2009/07/10)
鎌池 和馬

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 「さあ、群雄割拠たる国民総選挙のはじまりだ!」



 とりあえず、表紙の騎士とお姫様にテンションあがりまくりで読みました。

 うわあ、もうウィリアムかっこよすぎ。この巻は全体的にみんなかっこよかったけど、こいつは半端ないぜ。これまでの禁書のキャラの中で一番好きかも知れん。
 ヴィリアンも、覚悟を決めてかなりいい王女様になっちゃってるし。このお似合いすぎる二人に燃えと萌えで悶えまくりな巻でした。


 内容の方は、序盤は前回の引きの続き。ウィリアム=オルウェルVS騎士団長。
 騎士団長の強さがあまりにもチートすぎて途中はもう笑うしかなかったんですが……いや、マジでカーテナの力借りてイギリス本土で戦う限り、こいつに敵いないんじゃないか? それこそ、今回はウィリアムが紙一重で勝ったけど、次回も同じようにいくわけがないし。まあ、ウィリアムの方は二重聖人の力失って普通の魔術使えないってのがあったから、もし万全の状態だったらわからないかもしれないけど。
 しかし、序盤のこの二人の戦い。ページ数で50くらいだけど、かなりの濃度がありました。文章自体はそんなにうまくないんですが、その分勢いがある。チートに対してチートを重ねて、急展開をやらかしてくれるからかなり迫力がありました。
 決着のつけ方も、ちゃんと術式の穴を作って形にしていたのがやっぱりいいです。単純にでかい技ぶつけて勝つんじゃなくて、地味なところで勝つからこそ、ウィリアムと騎士団長、二人の実力の証明にもなりますし。

 もう、正直一番初めにクライマックスみたいなバトルやったから、あとはとっととおわらせちゃってよー、とか思ったのですが、それもカーテナを振るうキャーリサが強すぎて、ほんとどうすんだよ、ってなってしまった。
 次元を切る、という、これまたわかりづらい能力がでてきましたが、三次元を問答無用で切ることができるってことは、要するになんだって切れるんだろうなー、なんて単純解釈しました。実際、高劇の余波すらも切ったり、四次元切って三次元の壁作ったりしてたみたいだし。

 そのキャーリサの本当の狙いがわかった時は、本気でこの人すげぇ人だな、と思いました。うーん、それが英国にとっていいと思ってやっているにしても、目的のために手段を選らばなすぎる。自己犠牲もここまで来たらすがすがしいですね。また、途中の非情さが、その覚悟を裏付けるようで余計にリアルにも思えるんですけど。

 しかし、そんな小細工を全部吹き飛ばすかのようなエリザードの思い切った行動には、度肝ぬかされましたけど。
 キャーリサも十分王としての風格があるように思えましたが、エリザードのそれはやっぱり格が違う。すべてを丸投げにする、じゃなくて、すべてを受け入れる覚悟。たとえ自分の行動によってどんなことが起きようとも、しっかりと受け止めてやるという懐の深さ。その姿には後光すら指すように思えます。
 ってか、この婆さんマジでテンションたけぇ……

 国民総選挙によるお祭り騒ぎは、読んでいるだけでわくわくしてきましたね。もうこの巻だけでどれだけのチートが行われたかわからないですが、ここまで極まったものはもはや笑うしかありません。前代未聞のクーデターを終了させるにふさわしい盛り上がりでした。



 他に気になったことと言えば、あまりにも周りがチートすぎてもはやでてきても負ける姿しか思い浮かばなくなった神裂とか、とうとう戦いについていけなくなった上条さんや、やっとヒロインに返り咲いたかと思ったインデックスさんが数ページで脱落とか。

 最後の最後でまた物語がひっくり返されたのは、引きがよすぎました。ああ、早く次読みたい。次は一端覧祭かと思っていたけれど、インデックスあんな状態で文化祭ネタに突入なんかできるわけないし、ここはまっすぐにフィアンマとぶつかり合うことになるんだろうか。

 そういえば、ここでミーシャをからめてきたのにはびっくりした。ちょくちょく出てきていたのはこのときのためか。ひょうひょうとしたキャラだったワシリーサが最後の最後で死亡フラグながらもかっこよくなったのにはふるえました。その果てに、逃げ延びたミーシャを助けた黄色い服の女ですけど……えっと、ヴェントでいいんですかね? なんか自信ない。濃い化粧とピアスでたぶんそうだと思うけれど。



 できれば早いところ科学側のエピソードとつながってほしいなぁ。土御門とか一方通行が何をしているかも気になるし。ほとんど世界大戦みたいな図式になってきているから、やっぱりそっち関連の仕事しているはずだろうから、次の巻あたりで出てきてくれないかなぁ。



 そんなこんなで、満足満足でした。


 PS
 冷静に考えたら、今回の上条さんの怪我は半端ない件について。
 ……お前、入院して体力回復しないとまずいだろ。

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西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

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年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
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