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怒涛の勢いで過ぎ去った2010年を小説で振り返る

2010.12.31 *Fri






 はい、というわけで、読書日記今年最後の更新として、今年読んだ本のランキングやりたいと思います。

 ぱちぱちー。





 …………うん。とりあえず、このブログでは二回目、本館の方でも二回やっているから四回目になるんだけど、ぶっちゃけ一番レベル低い。

 だって、ランキングにあげるもの候補選んだ段階で十冊到達しちゃったもん。



 ……理由は分かっている。だって、読んだのほとんどシリーズものか、同じ作家のものばかりだから。




 去年のランキングとか、今年の漫画の方が盛り上がっただけに、ちょっとテンションは下がりますが……まあ、来年はもう少し本が読めたらいいな、と思います。うん。思います。




 ではでは! ルールは作家重複なし、今年僕が読んだ本を、恣意的価値観によってランク付け! マンガみたいに今年発売のみにしようかと思ったけどそれじゃあ絶対に埋まらないから勘弁な!



 それじゃあ、行ってみよー!!











 第十位!


 『プールの底に眠る』 著/白河三兎


プールの底に眠る (講談社ノベルス)プールの底に眠る (講談社ノベルス)
(2009/12/08)
白河 三兎

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 「ねえ、知ってた? 大昔、煙草と蝉は同じ言葉だったんだよ」



 第四十二回メフィスト賞受賞作。
 何がいいって、物語中に満ちている雰囲気がいい。文章がうまいとかそういうのではなくて、ただただずっと浸っていたいような、気持ちのいい空気が物語中にあふれていると思いました。

 僕と同じような感想を持つ人がどれだけいるかわかりませんが、個人的にはほんとずっと読んでいたかったなぁと思う感じの物語です。物語の起承転結はほとんど関係なくて、ただただ読み続けたいと思う物語というのも珍しいのではないかと。

 ちなみにこの作者、来月新刊出すので楽しみです。第二作目でどんな作家か分かるからな……








 第九位!




 『ふたりの距離の概算』 著/米澤穂信

ふたりの距離の概算ふたりの距離の概算
(2010/06/26)
米澤 穂信

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 「仲のいいひとみているのが一番幸せなんです。それは本当。だからね、先輩。この二ヶ月、あたしけっこう、救われてたんだと思う」



 今年の米澤穂信枠。
 本当なら『折れた竜骨』読んだ後にランキング作るべきなんだろうけど、手に入れてないんだ……。というわけで古典部シリーズで。シリーズものである癖にこれ一冊でちゃんと話が完結しているところが魅力的。

 『後輩』っていう響きが好きなんですが、古典部に入部してきた『後輩』がどうなることか。学生にとっての社会ってのはやっぱり学校であって、その狭い範囲内のことならなんとかなるかもしれませんが、でも実際は外の世界というのもあるわけでして。そういう無力感とか学生にありがちな感情に思わず同意したくなります。
 とりあえずお勧め。






 第八位!


 『デュラララ!!』 著/成田良悟


デュラララ!!×8 (電撃文庫)デュラララ!!×8 (電撃文庫)
(2010/06/10)
成田 良悟

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 「とりあえず親睦の証として……みんなで鍋でも食べようか?」



 今年一番はまったシリーズ。もう二日に一冊の割合くらいでシリーズを消化したんですが、巻を追うごとに『臨也死ねええええ!!』と言い続けていました。今回の臨也感想。臨也死ねww! 

 個人的に一番好きなのは茜なのですが、僕はロリコンではありません本当です。だってめっちゃかわええやん。ロリッ子やん。かわええやん。でも最近ヴァローナも捨てがたく感じてきました。静雄×茜×ヴァローナのトリオをもっと見たいです成田さん!! 九巻にはきっと茜の出番があるはず。あるはず!!

 中二病突き抜けちゃった帝人くんの暴走だとか七巻の鬼姉VS腹黒娘とか全巻通しての臨也のぼっちネタとかセルティと新羅のいちゃいちゃ日記とか見所満載! とりあえず一巻だけで辞めるなんてもったいない真似はやめてよね! せめて二巻、そして三巻! 個人的には七巻が大好き。











 第七位!




 『小説・秒速5センチメートル』 著/新海誠




小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)
(2007/11/14)
新海 誠

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 ずっと昔のあの日、あの子が言ってくれた言葉。
 貴樹くん、あなたはきっと大丈夫だよ、と。




 ずっと進められていたアニメを気まぐれで見たらドハマりしたという作品。小説単体でも十分言い作品ですが、やっぱりアニメを見た後に小説読んだ方がいいと思う。アニメであえて語らなかったのだろう貴樹の気持ちなんかがかなり深く語られています。

 何よりよかったのは、貴樹が明里に送ろうとしたラブレターの内容が書かれていたこと。この内容のおかげで物語自体がひっくり返りました。とりあえず映画を見たことのある人はぜひぜひ読んでほしい。

 あなたは大丈夫だよ。そう言われることで救われる人は、きっとたくさんいると思います。









 第六位!


 『フルメタルパニック』 著/賀東招二



フルメタル・パニック!11  ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック!11 ずっと、スタンド・バイ・ミー(上) (富士見ファンタジア文庫)
(2010/07/17)
賀東 招二

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フルメタル・パニック!12  ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下) (富士見ファンタジア文庫)
(2010/08/20)
賀東 招二

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 「イキナサイ」



 本音を言うと、もっと早く出てほしかった。

 ちょっと遅すぎたよなぁ、というのがあるのですが、もしこれがこのラノ一位取った直後くらいに発売していたらものすごい盛り上がっただろうなぁと思う。ってか、最終巻読む前に絶対これまでの巻を読み返すべき何だろうな。今から一気読みできる人とかすげー羨ましい。

 特にカリーニンさんが切ないんだわ……。宗介VSカリーニンのシーンはものすごく盛り上がった。ああ、これが究極のエンターテイメントなんだろうな、と思わせるだけの盛り上がり。ぜひアニメ化してほしいところ。とりあえずクリスマスをOVAとかでやって、そのあとに四期として一年くらいかけてやればいいんじゃないかと。京アニは日常系とかやってないでこういうのに力入れてくれ!!







 第五位!


 『とある魔術の禁書目録』 著/鎌池和馬


とある魔術の禁書目録(インデックス)〈22〉 (電撃文庫)とある魔術の禁書目録(インデックス)〈22〉 (電撃文庫)
(2010/10)
鎌池 和馬

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 「テメェが、そんな方法じゃなけりゃ誰一人救えねえって思ってんなら

  まずは、その幻想をぶち殺す!!」




 こっちは、コンスタンスに新刊出してくれるおかげでもうテンションが永遠に続くんじゃないかと思えるシリーズ。何がいいって、ほんと新刊が定期的に出るからそのたびに興奮するんですよ。内容も、王道を地で行くような物語ですし。

 何より今年は、一年間通してロシア編を繰り広げてきて、それをしっかりまとめ上げたところがよかったです。上条当麻の戦う理由。右方のフィアンマの戦う理由。一方通行の戦う理由。浜面仕上の戦う理由。また、ほかのさまざまな人々の戦う理由。そうしたものが絡み合ったうえでの、最後の幻想殺し。これが興奮せずにいられますか。

 アニメやらなんやらでかなり有名になってしまったのでいろいろ言われていますが、エンタメとして十二分に楽しませるだけの熱がある作品だと思います。ってか細かいこと愚痴愚痴言う奴は読むな。ジョジョに比べりゃこんなもん可愛いもんじゃ。(ジョジョも大好きだけど)

 ……しかし、結局感想書けなかったな。







 第四位!


 『ストーリー・セラー』 著/有川浩


ストーリー・セラーストーリー・セラー
(2010/08/20)
有川 浩

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 「どこまでだと思います?」



 有川浩の凄み発動。
 べったべたのストーリーを得意とするかと思えば変化球ぎみに絶望を落としてくれるところが素晴らしい。夫婦の出会いを丁寧に描くことで、少し手前に見えてしまった『別れ』がとんでもなく辛く感じる。女流作家とその夫の物語。愛する者へ送る、一つの物語。

 っていうか、有川浩はほんと人の感情描くのうまいよなー。まあ、やっぱり男キャラの造形はどことなく女性っぽいところがでているんですが、作品によってその辺は使い分けていると思います。フリーター家を買うの親父はいい味出してたと思うし。












 ではではー! とうとうベストスリーの発表でがんすよ!





 準備はおっけー?





 おっけーらじゃー。










 それじゃあ!








 第三位!!








 『ツナグ』 著/辻村深月

ツナグツナグ
(2010/10)
辻村 深月

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 たった一人と一度だけ、
 死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい




 今年の辻村深月枠。
 『光待つ場所へ』だったら五、六位くらいかな―とか思っていたんですが、これを読んでもういろいろ爆発しました。辻村深月すげー。連作長編という形で紡がれる物語の一遍一遍が見事に最後につながっていくところが見ものです。

 なにより、二話が個人的には衝撃的でした。ふつうの小説としてみれば、なんてことない話なんですけど、デビューからずっと辻村さんを追っていた身としては、この親父の書き方はすげーの一言だわ。女性の作家さんって、えてして男の登場人物が少し柔らかくなりがちなんですが、この親父はマジで親父だった。それだけでも十分推薦するにたります。
 あと、厳密なリンクはないですが、秋山一族が少し関わっていたり。さて定之さんはいつ出てくるかな―。



 今年の後半は辻村さんの作品を再読ばかりしていたんですが、やはりどれもいい作品です。ぜひご一読を。



















 第二位!!!










 『マリアビートル』 著/伊坂幸太郎


マリアビートルマリアビートル
(2010/09/23)
伊坂 幸太郎

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 「ねえ、世の中で正しいことって何だかわかる? 殺し屋のおじさん」


 今年の伊坂幸太郎枠。
 ゴールデンスランバー以来の三年ぶりの書き下ろし! 東北新幹線を舞台に殺し屋たちが暴れまわる!

 グラスホッパーに比べると物語の暴走が激しいため、より長く物語に没頭できると思います。ただ、群像劇的な面白さというよりは、絶叫マシーンに載っているような気分。とにかく読んでいる間はあのラスボスをだれがどうやってやりこめるのかが気になって気になって仕方がない。

 グラスホッパーとのつながりなんかも多いので、できればそちらを先に読んだ方がいいかも。とにかく、暴走列車に乗っている気分で楽しめます。

 ――さて、スーパー伊坂大戦(大須賀めぐみ漫画)へのマリアビートル組の参戦はいつになることか。


















 第一位!!!!















 『猫物語(白)』 著/西尾維新


猫物語 (白) (講談社BOX)猫物語 (白) (講談社BOX)
(2010/10/27)
西尾 維新

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 「ただいま」



 このブログで、ようやく西尾維新を一位にすることができた……。


 猫物語(白)に関しては、ぜひ一位に選びたいと思うほどのできだったと思います。一人の少女が成長する物語。これまでの物語シリーズの伏線を一気に回収し、羽川翼という少女についた憑きものを落とす。
 もちろん、この物語はこれまでの物語シリーズがあってこその感動であることは確かです。ってか少なくとも(黒)はないといけないね。黒は文字通り黒歴史だけど。まあ、その悪い分をすべて払しょくして高評価に塗り替えるだけのパワーを持った作品だということです。

 ホントは、今年は人間関係の戯言遣いとの関係をあげようと思っていたんですが、あっちがお茶を濁したのに対してこちらは真正面から答えを提示してきたので、白猫をあげることに。これくらいの分量で戯言遣いとの関係書いててくれたらなー。書きたいことは十分伝わったんだけど、やっぱりあれ分量不足だって。
 あと、傾物語とどっちがいいかなーとも思ったんですが、まあテーマ性の問題で猫白を。傾の内容をしのぶタイムでやって、完全忍メインにしてたらマジで評価をどうしたかわからない。








 はい、というわけで、2010年ブックランキングでした。

 あー。読んでねーな、本。
 もう正直小説読むよりも漫画読むほうが楽だからって理由が勝ってきているんですが。購入数も去年に比べるとものすごい少ないですしね。
 うん、来年こそはもう少し読みたい、と思うのだけれど、どこまで読めることか。


 ……あ、それはそうと、今年は佐藤友哉入れてないんだけど、『333のテッペン』を読むの間に合わなかった(テヘッ)。




 ではでは、よいお年を―。






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西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

拍手がえしに関してはこちらでご覧ください。
http://blogvote.fc2.com/pickup/emptyreader


年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
http://tukimaturi.blog89.fc2.com/

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