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『とある魔術の禁書目録 21』 著/鎌池和馬

2010.08.11 *Wed
とある魔術の禁書目録 21 (電撃文庫 か 12-25)とある魔術の禁書目録 21 (電撃文庫 か 12-25)
(2010/08/10)
鎌池 和馬

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 本物のヒーローとは、一度倒れた程度で諦める者を指すのではない。
 民の声に応じて、何度も起き上がる者を指し示す





 もうウィリアムさんがカッコよすぎて最後は何も見えない……。

 というわけで禁書の新刊ですよみなさん。しかもあとがきをみるに、もともと一冊だったものを二分にしたらしいじゃないですか。というわけで22巻は十月だそうですよ。うわ、早いなぁ。かまちーマジ化けもん。







 ちゅうわけで、ネタバレあり感想行くよー。







 今回の見どころは何と言っても天使同志のぶつかり合いでしょ。

 ようやく本領発揮といったヒューズカザキリ。風斬氷華がやっと本編に絡んできたよ!! いや、ほんと『友達のため』と言って参戦してくる彼女の一途さにすげーときめく。いいよね、こういう展開。しかも今回はちゃんと氷華が氷華の意思で戦っているんだから。
 ってか、ミーシャを見た瞬間の氷華の感想がなんかいいなぁと思った。『まるで天使のようなんだ』って、その感想がそのまま自分に帰ってきていることがね。似ている存在をみて自分の存在を認識する、っていう展開が素敵。そっからのバトルもかなり白熱だしね。シーン自体は少なかったけど、今回の山場はここだと思う。

 そして、一番好きなのは台詞を引用もしたあのシーン。立ち止まってそのまま終わりそうになるアックアを浜面が「立て!」と促すシーン。あそこの文章がよすぎたため引用しました。今まで救ってきたいろんな人のことと、そしてイギリス第三王女のことを思い出して立ち上がるウィリアムさんがカッコよすぎる。
 それと、あのシーンで大切なのは浜面が自分のためにアックアに「立ってくれ!」って願っていることなんですよね。立たないとダメだろ、と言いながらも、立ってくれないと浜面自身がこれから戦っていくことができない、ということが裏にある。要するに浜面は自分の心の支えのためにアックアに立ってほしかった。そういう利己的な思いに応えるように立ち上がるところが、ウィリアム=オルウェルのヒーローたるゆえん。上条さんとはまたちがった感じで人の支えになっているんよね。
 しかし、もう聖人としての力も使えなければ神の右席としての力も使えなくなって、これからどうやって戦っていくんだろう。ここまで彼をボロボロにしなくてもいいのにと思うんだけどなぁ。まあ、こうした状態から立ち上がったからこそ、あのシーンは壮絶なんですが。


 あとは、一方さんの成長が今回はうれしかったかなぁ。前回のラストでの戦いをしっかりと自分の身にしているところがいい。多分禁書の中で成長という意味では一方さんが一番していると思う。次点で浜面か。しかし、一方通行はほんと最初からチートなのにますますパワーアップしている気がするなぁ。天使同士の戦いに割り込むとかどんだけー。おかげで氷華の影がまた薄くなったジャマイカ!! 
 それと、ワーストとの関係もなんかいい感じに落ち着いたように思う。こういう地味に憎み合いながらも目的をともにするって関係はある意味戦場において一番いい関係じゃないんだろうか。ってか、ちゃんとワーストが出てきてくれてよかったよ。これでワーストの存在無視されたらどう反応していいかわかんなかったから。


 それはそうと、今回出番はある程度あるけど存在感が薄かった上条さん。唯一のサービスシーンでサーシャの体を撫でまわすという暴挙をやりやがりましたが、まあいつものこと。こいつはいい加減学習をした方がいいと思う。
 しかし、フィアンマも上条さんを放っておいたら何かされるってことくらい考えてろよ……。いや、考えたうえでだいじょうぶだと 放置したんだとしたらなおタチ悪いぞ。こう、なんかフィアンマがラスボスっぽくないと子ってそこなんだよなぁ。妙に余裕ぶっているというか、実際計画は穴だらけにしか見えないというか。
 次回その辺挽回してくれればいいけどなぁ、と思いながら、次でちゃんとロシア編が完結するかも怪しいという状態。えっと、処理しなきゃいけない戦闘が多すぎるよね。

 ってか、今の展開の中で結構インフレというか力の差が激しい戦いはいっぱいあるけど、その最たるものはステイルVSインデックスでしょ。あれもうステイルどうするよってレベルになってない? そもそもステイルが生きていることが不思議なレベル。だってインなんとかさんまったく手加減していないし。つーかステイルの切り札がイノケンティウス三体同時召喚とかしょっぺー!! せめてもっと別の新技だそうよ……。なんかマジでステイルが不憫すぎるわ。(だって唯一四面楚歌状態だし)


 うーん、そんなとこかな。
 あ、あと、何気にローマ法王がマジかっけぇですね。出番少ないけどかなり重要なことやっているし。こういうのが彼自身がしたかったことなんだなぁと思うとすごく感慨深い。まあ、彼が憧れたイギリス清教は今あんなだけどね……。



 というわけで、21巻でした。

 さて、22巻は十月ということで、今からワクテカしながら待ってますよー!!



 あ、あと最後に。
 表紙がオチに使われたわけだけど……表紙の滝壺がマジ迷惑そうな顔してて笑える。

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プロフィール

西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

拍手がえしに関してはこちらでご覧ください。
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年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
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