This Archive : 2010年05月

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『デュラララ!!×5』 著/成田良悟

2010.05.28 *Fri
デュラララ!!×5 (電撃文庫)デュラララ!!×5 (電撃文庫)
(2009/03/10)
成田 良悟

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 「ああ、本当さ! イザヤ君とは友達なんだけど、ちょっと喧嘩しちゃったんだ

 ちょっと今から、仲直りしてくるよ」






 デュラ五巻の感想をします。
 つっても、これ上巻ですよね。六巻が下巻。それでもなんで五巻単体で感想をやろうと思ったかと言うと、もうそれは上記の台詞を書きたかったからに他ならないです。ええ、もうそりゃあ腹抱えて笑いましたよ。





 ではでは、ネタバレありの感想を。









 臨也死ねぇえええええええええええええええええええええええええ!!

 と読み終わった瞬間叫びました。ええ、もうマジで死ね。静雄のために死ね! 静雄の平和のために、君は魔法でどこか遠くに飛んで行け!

 まあ、その願いがかなうかどうかは六巻のお楽しみと言うことで。まあ、そんなこと書きながら僕は六巻読んじゃっているんだけど。さあとっとと五巻の感想やろう。

 しかしこの巻、印象に残っているのがほとんど静雄関連なんだけどな……。とりあえず、デュラ私的ベストヒロインである粟楠茜の登場ですよ奥様。何だろう、もう小学生とかそういうの関係なく、ナチュラルに茜が好きすぎる。最初のイラストで完全にやられたぜ……。
 そして、一体彼女が誰の差し金かと話しているうちに、出てきた「イザヤお兄ちゃん」発言。もうこの一文でしばらく腹抱えて笑って、さらに次のページに移って素敵な笑顔を浮かべる静雄お兄ちゃんの顔を見てさらに声がかれるまで大笑い。新羅の「臨也の奴人生あきらめたのかな」発言で息がつまり、国民栄誉賞の下りで昇天しました。もう、この巻の見どころって言ったらここしかないだろ!!

 そんなわけで、五巻は語りつくしたと言っても過言ではない。まあ、あと新羅が茜にやさしくしているだけでロリコン説唱えられたところの話とか素直に同情するけど。ついでに何気に静雄とトムさんがセルティのこと男だと思っていたことにも笑った。知らないところでいろいろ報われないぞセルティ……。


 他はな……そういえば、六条千景の登場ですね。某ボロニアルさんのような人が現代日本に現れるとは! とかなんとか言ってみたり。ってか作中でネタにされているし。最初の静雄との戦闘とか楽しかったなぁ。こいつもこいつで、情緒不安定っぽいところがあるけど、やっぱかっこいいわぁ。



 そんなわけで、五巻はこの辺で。次は六巻だ。

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『デュラララ!!×4』 著/成田良悟  感想

2010.05.23 *Sun
デュラララ!!×4 (電撃文庫)デュラララ!!×4 (電撃文庫)
(2008/03/10)
成田 良悟

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 「鍋でも奢ってあげようか? しゃぶしゃぶでもカニ鍋でも、好きなものを選ぶといい」




 さて、現在わたくし七巻まで読んでいるので、もうこの辺の感想書くのは処理的なものになるかもしれませんが、そのうえであえて言わせてもらおう。自分は臨也が大っきらいだからこそ大好きだと。
 うん、最初は本気で嫌いだったんだけどねー。もう話が進むごとに、嫌悪感が一周回って反転した感じでね。うん。ぶっちゃけキャラとして嫌いだけどね? けどほら、嫌いだからこそ気になる子っているじゃん? ほらそんな感じ。





 では、ここから下はネタバレありで。








 臨也のみ鍋パーティはぶられざまぁwwwwwwwwww


 うん、この巻はまずこれだけ言いたかった。(ちなみに、電撃マガジンの短編でその鍋パーティーについて書かれてたけど、もう臨也はぶられネタだけで僕は満足でした)



 さて。言いたいことも言ったことだし、普通に感想行こうか。

 とりあえず、四巻は冒頭からもう吹きっぱなしだったなぁと思います。哲学する殺人機械と殺人鬼ハリウッドの前ふりと、その前振りのすべてを台無しにする平和島静雄の存在。そう、貴様らは池袋と言う土地を舐めていた!!(いや、なんかいろいろおかしいが)
 とりあえず静雄好きとしてはこうして静雄が登場するだけでも楽しくて仕方がないです。こいつ、切れるときは大抵相手が悪いことが多いからそこまで嫌悪感ないんだよなぁ。まあ、実際は描かれていないだけでとばっちりくらっている人も多いだろうけれど。

 あと、チャットのバキュラ大告白も腹抱えて笑った。正臣何やってんのww。点呼開始した瞬間に現れる杏里と帝人がまたナイスタイミングすぎるし。あー、自分が同じことやったりしたらもう二度とそのチャット参加できないなwwましては一時期気になっていた女子と親友ときたww
 しかし、今回は時系列入り乱れてて分かりにくいと思っていたけど、チャットの方も微妙に入れ替えられていましたね。正直最初は把握するのが面倒でした。あれって要するにクリルとマイルを支点にするといいんだよね? 幽と聖辺ルリが婚約発表した話が過去で、それが同時進行しているように見えたからちょっとややこしかったわけですが。
 こういう時系列入れ替えは単純なものでも自分の場合堪えるからなぁ。まあ、漠然と理解できていれば構わないとはおもいますが。

 それはそうと、今回からクルリとマイルっつー新キャラが出てきましたが、こいつらいろいろぶっ飛んでてやべぇな。いじめへの報復のところは笑い半分引きつり半分でしたよ。ただ、キャラクター的にはうざい感じなんだけど、こいつらの兄貴がもっとうざいからむしろ魅力的なキャラに見えてくるというね。ってか、この後の巻にしても、目立ち方が悪目立ちしていないからいい感じのスパイスになっているんだよなー。とくにマイルのキャラは話を進めるのにいいアクセントになっているし。
 それと、ここで黒沼青葉の登場となるわけですが、青葉の異常性と言うかキャラクターを表現するのもうまかったなぁと思います。というか、新キャラ同士を掛け合わせてうまい具合に青葉とクルリの両方の特徴を引き出していたと思う。こういうところはやっぱり成田さんうまいよなぁ。

 あとは、幽と聖辺ルリのことかな。
 この二人の関係も何気にピッタリでいいなぁと思ったり。ってか、アニメで見ていたからというのもあるけど、幽のキャラクターがかなり輝いて見えて。ルリが幽に馬乗りになるシーンがエロいっつーかカッコいいし。この二人の話ももっと見たかったんだけど、中盤で終了しちゃったからなぁ。
 今後絡んでくることを祈りつつ。

 最後に、忘れてた。ドタチンカッコいいよドタチン。三巻から本気出し始めた門田さんのキャラクターがここにきて一気に輝きだしたので、かなり注目度アップです。このワゴン組はどこか一歩引いたところがあったりもしたので、こうして話に深くかかわってくるとうれしいなぁ。
 この巻あたりから貫禄がすさまじくなった門田さんの六巻の活躍は、その時に語りたいと思います。



 うん、こんなところかな。

 デュラララはバッカーノ以上に個々のキャラクターの絡みが多いように思うので、読み終わった後も楽しいです。あれだよね、バッカーノよりも新キャラが少ないからだ(ry


 では、近いうちに五巻の感想を。


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『デュラララ!!×3』 著/成田良悟  感想

2010.05.19 *Wed
デュラララ!!×3 (電撃文庫)デュラララ!!×3 (電撃文庫)
(2006/08)
成田 良悟

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 「一緒に……直して行こうよ」




 もうこの二人お似合いすぎだろ!!と思ったラスト。正臣あんまりいいとこなかったけどかっこ良すぎるぜ。

 というわけで三巻の感想です。
 ほんとにノンストップ池袋アドベンチャーですね。二巻までにそろった役者が大暴れって感じ。くっそー、面白すぎてやばいわ。




 ではでは、ネタバレありの感想を。






 まあ、まずはサブキャラとかから視点当てていきましょうか。

 序盤の「交機を舐めるなよ」に大爆笑ww
 やべぇ。なんだこの人警察のくせにテンション高すぎだろww
 もう序盤はこの人のおかげで全部持っていかれた気がします。いや、つーかラストもある意味こいつに持ってかれたよなww。法螺田捕まえるところとかもうオチ要員かよって笑いながら突っ込みました。

 しかし、この白バイへの反応もそうですが、セルティがどんどん可愛くなっていくというね。お前百年以上生きている妖精じゃないのかよ。いや、そうやって未知のものにおびえるセルティも可愛いけどね。けどセルティは森羅のものだから森羅に思いっきり抱きしめてもらいなさい。終章で森羅を誘っているセルティがエロい。

 あと、森厳にくそ吹いたww。なんだこの変態親父。こんな奴にセルティは首を奪われたのかww。もういろいろ突っ込みどころ満載のくそ親父が楽しくて仕方がない。今後もいろいろやってくれそうだなぁと期待できるようなキャラでした。


 さて。

 では、本題に入りましょう。

 今回の話は、一貫して正臣と紗樹の話だったなぁと思います。 
 一巻では帝人の、二巻では杏里の物語を描いていたので、ここで正臣の話が来るのはタイミングとしてはいいですが、しかし正臣も正臣でかなり切ない状態だよな。年齢考えたら、内容がちょっとドロドロしすぎてて。杏里のように完全に非日常な存在じゃないところもまた感情移入しやすいところ。

 正臣の場合は、彼が弱かったというよりも、まだ子供だっただけなんだと思う。それは中学時代だけではなくこの話の中でもそうで、まだ自分がどれだけのことができるかわからないで、それでも何かしたいともがいているのが三巻での正臣だったんじゃないだろうか。一番呪いとして彼の中に乗っかっているのは、紗樹っていうかつての恋人なわけだけれど、それを避け続けていた彼が最終的に彼女を受け入れたというのが、彼が一歩大人になったという証拠のようなものなんだろうな。

 今回が面白かったなぁと思うのが、正臣のキャラクターは帝人や杏里に比べてひどく人間臭いんですよね。帝人は『憧れ』っていうキーワードを強く意識したようなキャラクターだし、杏里はちょっと心が壊れているキャラクターであるので、ある意味揺れ動く『人間』とは少しずれている、あくまで『キャラクター』のように思います。正臣の場合は、日常で帝人なんかに見せる姿は飄々とした『キャラクター』ですけど、その内面にある心情の揺れは、どこか共感できるところもある。まあ、その揺れ動く心の果てにちゃんと行動を出せたところは普通なかなか出来ないものなんで、それこそが彼の成長した強さというものなのだろうと思う。

 しかし、紗樹への気持ちなんかは本当に切なかったなぁ。彼女の過去のものとして、そのための代償行為をやろうとしていたのは、正臣自身も少し感じていたんだろうけれど、そういうのってどうしようもないもんなぁ。そしてそこを臨也につかれると……。ふ、ふふ、臨也。しかしテメェの思う通りには行かなかったぜ! HAHAHAHAHAッ!!

 そんなわけで、最後の正臣と紗樹の会話が無茶苦茶好きです。とくに、臨也への信仰に近い感情から抜け出した紗樹が感動もの。ベタだけどこういうのマジ好きなんですよー。ああ、この二人マジ幸せになってくれ。




 ではでは、三巻の感想でした。


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『デュラララ!!×2』 著/成田良悟  感想

2010.05.16 *Sun
デュラララ!!×2 (電撃文庫)デュラララ!!×2 (電撃文庫)
(2005/03)
成田 良悟

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 「だから……愛してあげてください」





 はい、というわけで『デュラララ!!』の二巻を読みました。

 一巻は結構前に読んでたんですけど、そんときは「面白かったけどバッカーノの方が」とかなんとか思ってしまって、バッカーノの感想ばかりやっていたわけですが。しかし時間置いて二巻読んでみるとびっくりするほどのめりこみました。これが成田作品の力か……っ!! 







 ではでは、ネタバレありの感想でも。








 いやあ。罪歌の正体には震えましたよ。

 一巻のダラーズ集会も「うおお!」と思ったんですが、今回はそれ以上に展開が熱い。杏里のキャラクター自体好きだったのもあるんですが、完全にノーマークだっただけに、贄川の罪歌の刃を受け止めた時は何が起きたんだって思いましたよ。
 贄川に刃を刺したときの演出もまたいい。これはラノベだからこそできる演出だってこともありますが、いい感じに狂っている感じを出しています。さすが成田良悟。狂ったキャラを自然と書いてきやがるぜ。

 杏里は一巻の時からちょっと内気で影のある少女だとは思っていましたけど、二巻でその異常性が示されて、なんだか余計にキャラの魅力が増しました。家族のエピソードはちょっとえぐかったな……。


 それと、この巻で重要なもう一人が静雄さん。こっちも一巻だけだとただ暴れまわってる変な人でしたけど、その来歴が分かると一気に好きになりました。ってか、静雄が好きになるとともに臨也が嫌いになるというね。あの男マジ嫌だわ……。
 自分を愛してくれる存在を知ったことで、自分の暴力を『力』にすることができる、って展開がまたいいです。思いっきり罪歌を相手に暴れまわっている静雄の一枚絵がすがすがしい。その時のセルティの感想にすげー納得できます。実際目の前にしたら相当怖いでしょうけどね。四木さんが言うようにカッコいい喧嘩ってやつか。
 この辺の魅力は、絵師のヤスダスズヒトさんの画力の力も大いにあるなぁと思います。やっぱあの一枚絵かっけぇって。


 今回の話は、この二人に焦点を絞っていたから分かりやすかったなぁというのも、面白かった理由の一つかもしれません。一巻は知らないキャラクターが入り組みまくってた所為で分かりにくかったというのもあったので。

 そして、さらにいいのが終章の引き。ダラーズ、罪歌に続いて第三勢力のボスの正体が判明したのでテンションあがらない方がおかしい。おい、お前かよww。互いが互いにうまい具合に事情を知らないところがまたうまいよなぁ。実はもう三巻は読んじゃっているんで次に感想書こうと思うけれど、ほんと面白かったです。

 えはでは、近いうちに三巻の感想でも。


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『バッカーノ1710』 著/成田良悟

2010.05.07 *Fri
バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)
(2010/04/10)
成田 良悟

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 「俺には、モニカを愛する資格があるか?」




 というわけで、やっと読みました。
 うん、というかね、実を言うと四章まで読んだ段階で数日間置いてたんだ。理由はまあ、読む時間があまりなかったってのもあるんだけど、正直あんま読み進めたくないなー、っていうか、結末はほとんど示唆されてんだからどうせ……って気持ちが先行してしまって。正直、四章のラストがもう簡潔でいいんじゃねとすら思ってしまうんですが、まあそうはいかないといいますか。

 そんなわけで、全部悪いのは彼です。ラッドが切れてるのもフィーロが奥手なのもグラハムがハイなのもルネがエロいのも全部全部奴の所為です。ええ、成田さんが何と言おうとあいつは最悪だ。





 じゃじゃ、感想を。






 エピローグCのヒューイがやばすぎた。
 四章でモニカに告白するヒューイもよかったんですが、それよりも何よりも、ラストでああやって叫ぶヒューイってのがやっぱり一番印象に残る。本当に心の底から湧いて出た叫びなんだろうなぁと思うと、これまでバッカーノシリーズで見てきたヒューイの印象がかなり変わりそうな気がします。
 ここからヒューイがどういう経緯を経て1930のような冷静なキャラクターになったのかというのは想像に難くないですが、それにしてもそれまでの過程を考えるとかなりつらい。本気でモニカのことを愛して、その果てに失ってしまったからってのが一番大きいんだろうなと思います。
 とにかく、モニカのことを意識してからのヒューイがすげー魅力的なんですよ。冷めたクールキャラが熱い思いを宿しだすと一気に輝くようになるのはもはや御約束ではありますが、ヒューイの場合はそれが自然に行われましたからね。エルマーに向けて「最高の笑顔を見せてやる」っていうシーンが特に好き。ああ、こいつ成長したなぁ、って思いましたよ。


 まあ、それもこれも、全部あの最悪野郎にぶち壊しにされたわけですが。


 どこかの人類最悪も顔負けなほど好き勝手やってくださったフェルメートは本気で何がしたかったんだ……。マジでただ面白そうだからちょっかいかけたんだとするとマジで最悪だぞ。もうちょっとで二人は幸せになれたのに! お前さえいなければ! お前さえいなければ!!
 2002でラスボスとして登場したときはここまで思わなかったんですが、今回の巻で憎むべき的であるということがよくわかりましたね。もうバッカーノシリーズの締めくくりはこいつを磔して火あぶりの上にさらし首にしない限りはすっきりしないんじゃないかと思うくらい最悪だ。全部お前が悪いんだ! バッカーノシリーズの負の要素は全部お前のせいだ!

 ってか、今回の1710の表紙……。全部こいつの手のひらの上ってことだな! ふざけんな!(泣)


 まあ、こいつにもそれなりの事情があるかもしれないから(あるとは思えないが)、とりあえず次の1711を待ちましょう。すべての元凶となった年数ですが、一体何が起きるやら。



 それはそうと、ジャンピエール・アッカルドの手記のオチに吹いた。
 おい、お前そこまで死ぬ死ぬ言っといて死なないのはwwそこは死んどけよww明らかに突っ込み待ちだろww




 そんなわけで、やっぱり続きが楽しみなシリーズでした。

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『フリーター、家を買う』 著/有川浩

2010.05.02 *Sun
フリーター、家を買う。フリーター、家を買う。
(2009/08)
有川 浩

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 「母さん死ぬな――」



 刊行された時から気になっていたのですが、先日ブックオフで見つけたので購入。
 ああ、やっぱり有川さんは面白いなぁ、と思うような話でした。引きこむような力強さではなく、堅実な面白さって感じ。それはやっぱり常識とか知識的な基盤がしっかりしているからなんだろうなぁ。






 ではでは、ネタバレありの感想を。







 序盤のお姉さまが最高でした。
 やばい。僕には姉萌え属性はなかったはずだ。けど亜矢子お姉さまはホントよかった。ってか武家の男どもが最悪すぎただけなんだが。しっかし、父親に啖呵切るお姉さまのカッコいいことかっこいいこと。(そしてそのあと泣きだすのとかね。もうあの展開のおかげで一気に物語に入り込めましたよ)

 しかし、母ちゃんがマジで可哀そう……。んー、つか、この話って、結構の人間の痛いとこ突いていると思う。みんな、お母さんをないがしろにしていないかどうか、今一度自分を振り返ってみようね! ってかうちの母さんは大丈夫かな……。
 まあ、さすがに武さんちの男二人ほど雑な扱いしている家庭はほとんどないと信じたいですけどね。フリーター時代の誠治は本当にひどい。

 そんな最悪な半分ニートなりかけの男が一念発起してがんばる物語。主人公が最悪のままだったら嫌だなぁとか思っていたらちゃんとすぐにがんばり始めたのでよかったです。(ってか、むしろ後半は頼れる男すぎるww)

 ほんと、就活ネタは時事ネタってこともあるけど、きついんだよ……。僕もあと一年後にはその海に投げ出されると思うとね、もう遠い目をしてしまうっていうか……。誠治はちゃんと成功しているけど、その成功にはそれ相応の積み重ねがあったんだってのはちゃんと描写されていたので、自分もがんばらなきゃなぁと思います。


 それはそうと、あとがきの話によると、この話はウェブ連載で、テーマは『新しい一日』と『オフィスと仕事』だったらしいですが、なんというテーマ詐欺。
 ってか、新しい一日って……この小説の場合、お母さんが壊れた日じゃん……。まあ、そこから一歩を踏み出していくという意味では本当に新しい一日ですが、なんというか冗談がきつい。
 オフィスと仕事の方も、ほんと後半にしか出ないですしね。これでもう少しお仕事関係が長かったら、真奈美との関係ももっと掘り下げられたかもなぁとか思うけれど、まあその辺は豊川視点の終章で補完としましょうか。しかし、豊川はほんといいキャラしてるよな。これくらい世渡り上手だったらどこ行っても大丈夫そうな気がする。


 そんなわけで、心の痛いところを突かれるようで、ちゃんと輝く明日に向かうような希望のあるお話でした。


 そして、お姉さま最高(←ここに終始する気がする)

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プロフィール

西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

拍手がえしに関してはこちらでご覧ください。
http://blogvote.fc2.com/pickup/emptyreader


年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
http://tukimaturi.blog89.fc2.com/

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