This Archive : 2010年03月

スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『零崎人識の人間関係』 著/西尾維新  感想

2010.03.28 *Sun


 とりあえず、四冊の読み方で個人的なお勧めはISBNの若い順、メフィスト掲載準の『出夢との関係』→『伊織との関係』→『双識との関係』→『戯言遣いとの関係』と読んだ方がいいと思います。

 ただ、伊織との関係と双識との関係は逆に読んでもいいかなぁ。戯言遣いとの関係はできれば最後に持ってきたいものですけど。もちろん、戯言遣いとの関係を読むときはクビシメ再読するのもオヌヌメ。





 それじゃあ、それぞれ感想を。







○匂宮出夢との関係

零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)
(2010/03/25)
西尾 維新

商品詳細を見る



 「わっかんねーのかよ!」



 メフィスト掲載時の感想はこちら
 http://tukimaturi.blog89.fc2.com/blog-entry-350.html


 匂宮出夢との関係。
 始まりは敵同士で、次に会った時には格上の存在で、次第に慣れ合って言って、友達みたいな、恋人みたいな、そんな日々を過ごして、最終的にはまた敵に。

 人識にとって出夢との関係は、家族以外の人間との間に芽生えるもののほとんどが含まれていたんじゃないだろうかと思う。他人のことをわからない、どこに行っても中途半端だった人識が、初めて相手の気持ちを痛いほど分かった瞬間。それが『人識への憧れ』という感情だったからこそ、人識は最後までつき合わなくてはいけなくなった。
 それこそ、最初っから出夢は人識のことが羨ましくて仕方がなかったんだなー、ってのが最後の出夢の叫びでわかります。人識が二重生活をすることを、殺人鬼として『おかしい』と責めるわけじゃなくて、ただ『ずるいじゃないか』と言って責めること。この本音がこぼれる瞬間が、どうしようもなく切ないです。

 本当に、人識と出夢の関係はこれまでの人間シリーズで丁寧に描かれていただけに、バッドエンドでありながら胸糞悪さよりも切なさの方が先に来るように出来てあります。どうかこれを読んだ後には、ヒトクイマジカルでの戯言遣いと出夢の会話を読み返してみてください。



 あと、こっからは不真面目な感想。

 煙々羅のイラストが思った以上にエロい。これで敵には姉御っぽくて身内ではダダ甘なんだって思うと……。
 あと、飛縁魔が意外とクールな男の人でびっくり。もっと地味なのをイメージしていたんだけれど。飛縁魔の最期も切ないよなー。こいつもこいつで、一緒にいて安らげる家族を求め続けながら果てていったんですから、ある意味幸せではあったんだと思います。ってか、そこの地の文が反則すぎる。あんな語り方されたら感情移入しない方がおかしいじゃないか。
 そして、直様。うん、とりあえず、日本は常時うにうに言っているような連中に支配されているんだな……。

 あ、もちろんいずむんのセーラー服姿もエロかったですよ。(まあ、どっちかと言うと奴は男前すぎるところもあったけれど)、





○無桐伊織との関係

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)
(2010/03/25)
西尾 維新

商品詳細を見る



 「家族です。兄妹ですよ」


 メフィスト掲載時の感想はこちら
 http://tukimaturi.blog89.fc2.com/blog-entry-443.html


 無桐伊織との関係。
 出会った瞬間いきなり兄妹になって、共通の兄をつながりとして行動をともにし、口ではいろいろ言いつつも、次第に相手のことを意識するようになっていった二人。初めから『兄妹』という縛りがあったというのもあるとは思いますが、人識にとって誰かとここまで近い関係を築いたのは初めての相手だと思います。
 出夢と違うところは、『家族』であることを選べなかったところだなぁと思います。出夢との関係を人識は『共犯者』『家族みたいなもの』と表現しましたが、それはどちらかと言うとやっぱり他人同士が同じ釜の飯を食べて長い子と一緒にいる疑似家族的なものがあると思います。まあ、当たり前ですが、人は親は選べないし兄弟姉妹も選べない。そういった意味で、初めからそういう枠組みに組み込まれたこの二人が、自然と本当の家族のように相手を意識しあえているのがよかったです。
 ってか、本当に兄妹らしい兄妹だよなぁ。やっぱり兄妹ってのは男女である前に兄妹なんですよ。そこには異性間の友情というものが入り込む隙がないから、ある意味安定した関係性なんだと思います。(まあ、ここまで潔い関係は、現実の兄弟姉妹ではなかなかありえないものでもありますけどね。そういうところも、『零崎一賊』という疑似家族の存在を象徴していると思う)

 ついでに、その比較対象として家出兄妹を持ってきたのもナイスだと思います。とくに萌太くんと崩子ちゃんの関係が兄妹という枠組みから親→子の関係まで含まれてきたのも、ちょっと象徴的。この物語は闇口崩子の独り立ちの物語でもあったんだなぁ。



 不真面目な感想。

 我樹丸のイラストが色気ありまくっててやばいwww
 いや、そもそも表紙の伊織のあの服装もエロくていいなとか思ってたんすけど、中のイラストみて吹いてしまった。これはww確かにこのじーさんになら抱かれてもいいかもしれんww

 ってか、なんかさっきからエロいってしか言ってないぞ。


 そりゃそうと、再読してみると我樹丸の『負ける』ことに対する恐怖みたいなものも感じられてなかなか新鮮でした。本筋からは離れるけれど、これはこれで一つのテーマとして描いてくれれば面白かったけどなぁ。





○零崎双識との関係

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)
(2010/03/25)
西尾 維新

商品詳細を見る



 「遅くならないように帰るんだぞ。門限は五時だ」


 メフィスト掲載時の感想はこちら
 http://emptyreader.blog81.fc2.com/category14-1.html

 零崎双識との関係。
 よくわからない存在としての人識を、よくわからないまま愛した双識。家族として、兄弟として、常にそうあろうとした双識にだけは『家族』であることを良しとした人識の、これは兄を助けるための物語。

 まあ、『人間関係』という意味ではおざなりなものでしたけどね。とりあえず再読してみると、多分わざとやっているんだとは思うけれど。でもなぁ、やっぱここはもっと重要なものだから、せめて双識兄ちゃんをもっと出してほしかったなぁ。

 つーか、もう最後は見事に匂宮出夢との関係になってましたしね。「今でも好きだ」は、やっぱきくわ。出夢との関係の時は、あんな風に言ってたのにねぇ。
 それと、呪い名の噛ませっぷりにはまにわにに通じるところが……


 不真面目な感想。
 摘菜さんエ(ry
 つーか登場なかったから仕方ないにしても、咎凪がはぶられてて吹いたww。そしてトレーディングカードの奇野さんがwww

 そしてアトガキ。あんたそれ自分で言っちゃだめだよwww




○戯言遣いとの関係

零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)
(2010/03/25)
西尾 維新

商品詳細を見る


  誇らしげに――自分の名を名乗った。
 「零崎人識で、お願いします」



 戯言遣いとの関係。
 それは、本来なくてもいい関係。ただの偶然で出会い、ただの偶然で話をし、ただの偶然で別れた。二人の間にあったものは相似形のような同じ形だけであって、そこに何の因果も存在しない。だからこその『無関係』

 一回目読んだだけじゃ納得できないと思いますが、クビシメ読みなおした後にもう一度これ読み返してみてください。ついでにヒトクイとかその辺で零崎についていーたんが語っているのを読みなおすとなおいいかも。
 関係断続、というのが、要するに関係をもったり持たなかったりという不安定な立場を示しているんだと思います。友人関係と言ってしまえばそうですが、しかし友人ほど強くつながった関係でもない。普段は他人以上友人以下で、再会するとそういう枠から外れてしまうような関係なんだろうな。
 最後に鈴無音々が下した零崎の評価がそれをうまいところあらわしていると思います。要するに、『似ている』から零崎人識と戯言遣いはあれだけ互いを意識した。けれど、似ている、以上に二人をつなぐ要素がないところが、二人の関係を象徴しているんじゃないかな―、と漠然と思う。

 この巻では人識の内面をまるっきり描写していないのがまたよかったです。人識の思考を描写すると、他の三つの関係みたいに人識がヒーローのようにかっこいいキャラクターになるわけですが、こうして一般人の目からみた彼はやっぱり『殺人鬼』でしかなくて、どこか狂っている人間でしかない、というわけで。
 まあ、目撃者も大概分に狂っている奴らばかりですけどねー。一番一般人に近いはずの江本智恵ですら、冒頭のあの始末ですし。けれど、そうして狂人と狂人の会話を描くことで、いつもの零崎っぽい感じを出しつつ、最後に殺人の理由が判明したときに人識の印象がひっくり返る感じがいいと思います。
 心。
 周囲を理解することができず、また周囲からも理解されなかった人識は、周囲の人間が持っているという『心』がほしかった。
 この辺は、サイコロジカル辺りの戯言遣いにつながるところがある様にも思います。あれの最初のところで、比喩としてオズの魔法使いが出されたときに、いーちゃんにあてはめられたのがロボットでしたからね。戯言シリーズがいーちゃんの成長物語だったのに対して、零崎シリーズも、変則ではありますが人識の成長物語であったんだなぁと思います。
 っていうかなぁ、哀川さんに攻撃された時の、「まだ全然なんだ」という言葉が切ないです。序章で『一般人との戦い』という風に書いてありましたが、実際人識は懸命に闘っていたんでしょう。周りからすればそれは狂気以外の何物でもないですが、本人は必死も必死。そういった感覚のずれも、零崎人識という人間の不完全さなんだと思います。

 そして、哀川潤の回答が、結局人識にとって答えとなりえたかどうかはわかりませんが、それが彼の求めるものに近いんだろうなとは思います。
 結局人識が殺せなかったのは哀川さんだけじゃなくて、いーちゃんも殺せなかったわけです。自分という人間に一番近い存在であるところの戯言遣いを殺せなかった。『自分』という存在を解体できなかったことを考えると、自らの心を感じられずとも自分の中に『ある』ってことだけは、わかってしまったのかもしれません。
 人間を十二種類に分けることができる、っていいながら、最後の十三人目は実は自分だった、ってオチは、まあ納得と言えば納得なのかもしれませんね。(世間に埋没できなかった人識だからこそ、っていう意味ですが)

 伊織との関係で「会いたい奴がいる」っていっていましたが、それが最終的に八年後の自分、って風につながるんだと思うと、一層感慨深いです。


 
 それじゃあ、不真面目かどうかはわからない感想。

 智恵ちゃんが出てきてくれただけで、僕は……僕は……。
 何気に戯言ヒロインズでは一番好きだったりします。クビシメであれだけいーちゃんに対して本音ぶっちゃけた理由がちゃんと分かってよかった。
 しかし、戯言遣いは普段のどうでもいい独り言でそんな確信突くような変な台詞吐くなよww。いや、まさかあんなところで出てくるとは。しかし、普通根暗のようにしか思えないと思うんですけど、こうして異常だと思われるのは一種の才能だよな……。
 やっぱなぁ、江本智恵と戯言遣いの会話ももっとみたかったなぁ。おのれみここ。

 あと、魔女・七々見。
 腐女子って……。
 イメージとは全然違いましたが、しかしまあこういう性格なら確かに崩子ちゃんにあんな台詞教えたりするなぁと納得はいく。ってか、こうして実態が分かってしまうと、いーちゃんの七々見に対する評価が、かなり違って見えて……。

 沙咲さん。
 斑鳩さんはちゃんと再登場したのに沙咲さんは!とか思っていただけに、この登場はうれしかった。
 しかしこの女、クールな顔していながら戯言遣いへの評価がえげつないぜ。ってか、確かに相手側から見たら水道水出されたらあんな風に評価されても仕方ないよなww。いーちゃん視点で読んでいるとわかんなかっただけに新鮮だわ。

 赤色と青色
 突っ込み玖渚なんて、ある意味レアだぜおい。
 ってか、今回珍しく哀川さんが頭脳労働していてびっくりした。けど、この人は本来こういうこともできるんだよなー。やっぱ名探偵としての立ち位置でもあるんだから、もっと頭脳労働してほしいものだよ。そこは緋色の英雄に期待かな。
 玖渚と哀川さんのじゃれ合いが楽しかったです。イエー





 そんなわけで、なんかまだ語りつくせていない気もするけど楽しかったぜ、イエー!

 でも、これで人識の登場機会はほとんどないと思うと残念だなぁ。こいつはいーちゃんと違って友情出演と言う形があう人間だし、緋色の英雄でもでてきてくんねーかなー。でてこないよなー。


スポンサーサイト
COMMENT : 0
TRACKBACK : 1
CATEGRY : 西尾維新

『Fake』 著/五十嵐貴久  感想

2010.03.24 *Wed
Fake (幻冬舎文庫)Fake (幻冬舎文庫)
(2007/07)
五十嵐 貴久

商品詳細を見る



 「ギャンブルだ」





 ギャンブル系の漫画にハマった西織さんは次に小説に手を出しました、と。
 とりあえずポーカーが扱われている小説と言うことで、五十嵐貴久の『Fake』に手を出してみました。

 うん、とりあえず期待通り楽しかったです。ポーカーのシーンは結構白熱でしたし、そのあとのオチも……。






 ここからはネタバレありで。






 しっかし、分かっていたこととはいえ、やっぱポーカーは負けたか。
 もう背表紙のあらすじですでに前振りされてるもんな……。正直個人的にはギャンブルでの勝負で白黒つけてほしかったけれど、そういう狭い範囲じゃなくて完全に相手をだますことだけを考えていたラストは、腑に落ちない点もいくつかありますが、スカッとはしました。

 とくに昌史にはやられたなぁ。こいつ絶対裏切ると思っていたけれど、その裏切りが二重だったのがうれしかった。嫌な奴と思わせる描写がうまく伏線にからめられているのがすごい。

 ポーカー勝負自体はかなり楽しかった。沢田が参戦し始めたところの挑発はなかなか。しかしその裏で、西村もちゃんと相手の寝首をかくためにタヌキを装っているという……。こういう心理戦を文章でやるにはどうするか、というのの勉強になります。
 イカサマに関しては、そりゃ二度目ともなればバレるだろと思いましたが。(自信満々の宮本に不信感覚えるのも当たり前だよ……)



 ポーカー勝負に至るまでの過程と、白熱のポーカー勝負。その長い文章を読ませるだけのテンポの良さと迫力がうまく混ざり合った作品だなぁと思います。

 ただ、最後の締めがちょっと消化不良かな。そもそも加奈との恋愛要素っぽい描写があんまなかったのが問題だなぁ。そりゃあ、そうじゃないかと思う雰囲気はありはしたんですけど、特別意識している描写はなかったんで、最後に突如持ってこられて何か腑に落ちない。
 その辺は作者もわかっているみたいで、次回作の予定もあるって解説で書いてありますが、どうなっているのやら。これの続きがあるんなら読んでみたいものです。

 ……ってか、ぶっちゃけこのラスト、奇麗に終わっているけれど実は893屋さんに血眼で捜されているような状況なわけで、ハッピーエンドには程遠いって……。





COMMENT : 0
TRACKBACK : 0
CATEGRY : 五十嵐貴久

『とある魔術の禁書目録 20』 著/鎌池和馬  感想

2010.03.12 *Fri
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈20〉 (電撃文庫)とある魔術の禁書目録(インデックス)〈20〉 (電撃文庫)
(2010/03/10)
鎌池 和馬

商品詳細を見る



 「傲慢だろうが何だろうが、お前自身が胸を張れるものを自分で選んでみろよ!!」





 これまで、禁書を読んできてよかった……。
 そう思わせるような巻でした。
 今までのシリーズすべてに意味があって、その道のりがあったからこその二人の邂逅。そして、それぞれが違う形で精神的に救われる。





 とにかく、感想はテンションあげていきますよ!


 ……ってか、馬鹿みたいに長いから、気をつけて。僕の上条さんと一方さんへの愛がこうさせたんだよ……。

 感情の垂れ流しが見たくない人は、水平線で区切ったところは読まずに下の方のこまかいつっこみに飛んじゃっていいよ。










 第三次世界大戦勃発。
 そんな中に、三人の主人公が、戦地ロシアへと赴く。


 とりあえず、主人公勢の怪我が完治っぽいのはもういつものことだとあきらめましょう。その代わりヒロインがむっちゃ苦しんでいるので。
 とくにやばいのは滝壺だよなぁ。ラストオーダーは上条さんのおかげで先延ばしにできたみたいだし、なおかつインデックスっていう希望が見えてきたから。ただ、インデックスがまともに動くためには上条さんががんばらなきゃならないわけで……。
 滝壺に関しては、やっぱりこっちも上条さんが右手で応急処置するんだろうか。しかし、こっちは描写的に毒素みたいなものって感じだからなぁ。右手が効くかどうかはちょっと分からないですね。


 いや、まあそっちは置いておいて。


 今回三大主人公の乱れ戦う展開になったわけですが、そんななかでやっぱり一番印象に残ったのは一方通行サイドですね。
 この展開を前々から考えていたのだとしたら、本当に鎌池さん恐ろしい……。ミサカワーストが出てきたところはマジで鳥肌立った。一番危惧していたところというか、ピンポイントすぎるところをえぐりに来すぎだよ学園都市。そうじゃなきゃ意味がないってのはあるんだろうけれどさ。しかし、完全凍結したはずの実験を、また別の目的で再稼働させるなんて……。
 大体、今の一方さんにとって一番やばい展開ってのは、美琴との再会なんですよね。その時に美琴に敵意でも向けられたら、彼はどうなってしまうんだろうとは思っていました。しかし、美琴の性格的にすぐに戦いになることはないだろう、と安心していたのですが、まさかこういう形で来るとは。
 なにより一方通行にとって苦しいのが、ミサカワーストの言葉は、そのままシスターズの言葉と同じってことですよね。ただシスターズはその感情を理解することができないだけで、もし負の感情を強く覚えるミサカが現れた場合は、ミサカワーストと似たような感じになる。五巻の段階でラストオーダーによって一方通行が赦されたのは、結局のところ一方通行の事情を優先してだされた答えでもあるわけですし。あくまでシスターズの気持ちを優先した場合、やっぱりこうなっちゃうのかなぁ。
 まあ、それこそその辺はシスターズに実際に感情が芽生えないとわからないところですけれど。ミサカワーストの感情は学園都市の方が悪意を持って作ったって面があるので、実際に各々のシスターズがどう考えるかは分からんですね。(それこそ、レールガンの原作の方でちょっとだけあった布束さんのあの策略が成功していれば……)
 そして、そのあとのミサカワーストの最後の言葉。「……あ、な、た、の、せ、い、だ」。この破壊力はすさまじい。読んでてもうやめてくれ!って叫びそうになりましたよ。本気で最後の最後までつぶしに来ているんだって思うと、これでもまだ足りないんでしょうけれど。


 んで、そのあとに上条さんとの再会ですよ。
 そりゃキレるわ。
 ロシア編で三大主人公がそれぞれ対面した場合、一方通行と浜面は上条に対して何らかの感情(主に敵意的なもの)を出すとは思っていましたが、この、自らが救いたかったものを救えなかった、あまつさえ自らの手で壊してしまった状況で、自分の憧れる『すべてを守れる存在』を見つけてしまったら、もうどうしていいかわかんなくなると思います。
 ってか、この時の一方通行の叫びが本当につらい。
 どうしても届かない存在。当たり前のように現れて、当たり前のように目の前の存在を救う。そんな信頼感を上条当麻に抱いていたはず。それが、どうして自分だけ。自分と、目の前の少女にだけには向けてくれないんだ。それは究極のところでは正義にあこがれる気持ちの裏返しではあるだけに、一層一方通行を突き動かしたんだと思います。
 襲いかかる一方通行の口から出るのは、上条への攻撃的な言葉ですけれど、それって実は全部自分自身にも向いているんですよね。自分は救うことができなかった。自分は上条当麻というヒーローのようにはなれなかった。憧れて、自分を貫くために悪の道を歩むと決めたのに、それすらも踏み外してしまったという悔恨。だからこそ、八つ当たりっていう行為につながっていく。その憧れる思いが強ければ強いほど、八つ当たりの感情って強くなるものです。とくに一方通行の場合、自分の価値観を絶対的に変えた上条当麻は、それこそ信仰に近いものを抱いていたんだと思います。そうなりたい、けれどそうなれなかった。真似ることすらできなかった。そんな思いが全部叫びと行動になって飛び出る。

 けれど、そんな八つ当たりの思いすらも、上条当麻はちゃんと受け止めて、返してくれる。
 ちょうど当麻自身自分の戦う理由に悩んでいたこともあったでしょうけれど、そこから紡がれる彼の芯にある感情は、やっぱり凄い。ここまでできた人間がどれだけいるだろうか。『自分のことは自分で決める』というのは簡単なようで難しい。ましてや、自分の心の赴くままに突き進むというのは、なかなかできることじゃありません。
 でも、そうして一度自分の思うがままに進めたら、それは強い力になる。思いの力、なんていうと陳腐ですけれど、やっぱり自分で自分のことを認められるっていうのは、すごいことなんだと思います。
 そしてここで何より大切なのが、当麻は別に、相手を説得しようとしているわけじゃないんですよね。これはいつもそうなんですけれど、当麻は自分の意思をしっかり表示してはいますけれど、それを相手に押し付けようとは思っていないように思います。それで相手の心を変えようと思っているわけではなく、ただ我慢ならないから言う。それは間違っていると思うから叫ぶ。
 それは、第三者的な視点から見たらすごく傲慢なんだと思います。実際、そうした意味で上条当麻のキャラクターを嫌う人も多いですし。けれど、その言葉を直接向けられたとき、どうなるか。たとえば今回の一方通行のような場合、説得だとかいいわけだとか、そんなことじゃ絶対に元には戻らなかったと思うんです。信念と信念のぶつかり合い。そういった状況では、中途半端な譲歩は意味がないんだと思います。一方通行に必要だったのは、彼が大事に抱えていて、ボロボロになってしまった信念をより強い信念で壊してやること。それは間違いだって言ってあげること。そうして、他の指針を自分で探してやれるようにすること。そうじゃないのかと思います。

 そんな意味で、今回一方通行は初めて救われたんだと思います。自分の自責の念でもなく、他から向けられるプレッシャーでもなく、ただ自分の救いたいものを救うと決める思い。善だとか悪だとか、そんな風に言葉をこねくるまわして自分を作った気になっていた。けれどそれは、結局のところ自分で限界を作っているだけなんだって気づけたのではないかと思います。
 ……まあ、ここから一方通行がどういう選択をするかはかなり気になりますけれどね。

 最後に一方通行がラストオーダーの前でうなだれるシーンでもう完全に僕ぁ満足したよ……。









 うん。なんか一方通行の感想で無駄に長くなったので、とりあえず区切りました。



 さて、他の感想ですが。
 思いつくままに連ねてみます。


・上条さんのロシア入国ルート
 とりあえず当たり前のお話ですが、イギリスは島国です。
 ヒッチハイクでロシアまで来たとか言ってたけど……。まさか客船に乗せる車にまでヒッチハイクで同乗したのか?
 ……ってか、その前にちょっと待って。そもそも18巻の時点で、海路は封鎖されているとかいう話してなかったっけ? あれ? あれれ?


・「強盗だ」
 やばい。喜びながら滝壺に報告する浜面が可愛すぎてやばい。

 ってか、何気に浜面がどんどん一般人化しているんですよね。学園都市にいた頃なら、強盗くらいじゃそれほど動揺しないんじゃないかと思っていたけれど。うーん、その辺はやっぱり、『普通の高校生』の役割が上条さんから浜面にシフトしてきた感じかな。


・レッサー可愛い
 なんでこんな子に迫られているのに冷静に説教なんかできるんですか上条さん!?
 ってか、実を言うとイギリスクーデターの段階でこいつの存在感ゼロに等しかったのに、どうしてこんなに差がついた……。なぜか五和が超自然的な力で危機を察知しちゃってるし。
 あと、『鋼の手袋』が壊れた時が最萌えだと僕は思います。


・頭がいい上条当麻
 またこの……誰だお前!?
 なんか本気で頭いいんですけど上条さん。万年補習のお馬鹿さんはどこに行った!?
 そしてまた思惑がスムーズにいっちゃって……(まあ、スムーズにいかないとだめではあるんだけれど)


・フィアンマが小物臭のくせに無駄に強い
 なんでだろ。ぶっちゃけ扉絵とか、明らかに死亡フラグとしか思えない台詞はいているのに、周りのみんながみんな一斉に死亡フラグ立てている所為でフィアンマがなかなか倒れない。
 ってか、正直こんなんが魔術側のラスボスとかいやだわー。せめてアレイスターくらいのミステリアスくれよー。まあ、そのアレイスターも、どんどん小物臭というか、計画破綻による株の落ち込みがやばいですけどね。(そもそも浜面をイレギュラーとか言って放置するのが……)


・エンゼルフォールの伏線回収
 ここできたか! と思いました。
 まあ、サーシャが介入してきた時点で何かしらあるとは思っていましたが、そっか、あいまいな状態だから起きたってのはすげー納得できる。
 ってか、そもそも世界的な規模で起きた魔術がまったく問題にされていないのがおかしいとは思っていたので、すごくうれしい。まあ、後付けせっていかもしれないけれどね。(けれど、ある程度考えられて4巻は存在しているんだとわかっただけでうれしい)


・浜面が一人だけへヴィーオブジェクト
 これはセルフパロではないのか……。
 マジでヘヴィオブしててちょっと吹いた。まあ、内容的にはまったく笑えない状況にあるのだけれど。


・一方さんの右手
 こういうところも上条願望が地味に見えて切ないなぁ。
 やっぱかなりきにしちゃっている一方さん。


・「うわー。このままではフランスの馬鹿野郎にさらわれて死ぬほどレイプされまくる―」
 ごめん。死ぬほど笑った。

 続けてナイトリーダーのエリザードへの申請も。なんだこの組織ww


・何気に黒翼一方をそげぶしちゃった上条さんのラスボスオーラがパない
 勝っちゃったよ……。
 いや、さっきはいろいろ言いましたけど、ぶっちゃけ勝てると思わなかった。それどころか、何気にパワーアップの兆しも見えちゃってるし。
 ついでに言うと、地味に上条さんの今までの戦い方が明かされましたね。それ自体は何度も戦闘をくぐりぬけてきて自然と身についたと考えてもいいけれど、ぶっちゃけ相手から見たら怖いどころの話じゃないよな……。だって決定打が決まらないんだもん。できれば一撃で仕留めたいけれどその一撃は必ず避けられるか打ち消されるし、避けられないように大規模な攻撃やらかしても絶対に生存してくる。ほんと敵側から見たらこれ以上のチートはないな……。
 そして異常なタフネスと鋼のこぶしですよ。うん。お前がナンバーワンだ。


・禁書目録のことを一方さんが知った件
 考えてみたら、インデックス自体は一方さん12巻で知っているから、もし再会さえすればそう困った問題にはならんだろうとは思いますが。
 あと、ラストオーダーに関しても、上条さん知ってたんだよね。だから今回一方通行に対してインデックスのことを教えたんだと思いますが。


・ってか、そういやミサカワーストは?
 あれ? 結局救えたんだっけ?
 描写を見直してみると、救えたかどうかすげーあいまいなんですよね。あそこでもしワーストが助かっていても、どっちにしろ一方さんはあんな風だったでしょうし。うーん、次のお話かな。


・浜面のもとにはあの英雄が!
 キャー! アックア様素敵!!
 やばい。マジで燃える。やっぱそうだよ、この戦争の舞台にあのウィリアム=オルウェルが来ないはずがないじゃないか! そしてしかも一番戦力がほしい浜面サイドに! ああ。次が楽しみすぎる!


・「……たーのしみだねー。はーまづらぁー」
 口調は無茶苦茶可愛いけど無茶苦茶怖いです麦野さん!!

 しかし、まだ麦のんを引っ張るのか……。このまま浜面VS麦野第三戦をやらかすのはちょっと助長だと思うんだけどなぁ。
 と、ここで。今回ラストでアックアが参戦した浜面サイド。ここから導き出されるのは……。

 アックアVS麦野

 ……麦のん勝てるか?


・レールガン参戦
 これまで魔術師戦はほとんど参加していなかった美琴がいよいよ参戦ですよ。
 つーかそろそろ美琴もラストオーダーの存在を知るべきかと。

 あと、もしかしたら麦野との再戦も?(レールガンの漫画の方では絶賛戦闘中です)


・ヒューズ=カザキリ参戦
 やばい、これが一番燃えた。
 根底にあるのが友達のためってのがまたいいぜ!
 どうすんだよこれから。魔術の天使と科学の天使の一騎打ちか!? 何より氷華の目的はインデックスと当麻ですし、それにあだなすフィアンマは許せないと思うけれど。
 ってか、マジで強そうでびっくりした。戦闘機をブッち抜いていくとか……。


・ステイル孤軍奮闘
 ……だんだんローラが敵じゃないかと思えてきた。
 いや、ステイルにとっちゃ敵なんだろうけれど。
 しかし、魔術師状態のインデックスをどうするつもりなんだ? あれってフィアンマとつながっているから起きているって考えた方がいいのかな。





 そんなわけで、むっちゃ楽しかったです。

 やべぇ。三ヶ月がすげー待ち遠しい。まあかまちーなら三ヶ月で出してくれるだろうっていう希望的観測ですが。期待していますよ鎌池先生!!


 ではでは。くそ長くなりましたがこの辺で。
COMMENT : 2
TRACKBACK : 0
CATEGRY : 鎌池和馬

『殺人鬼』 著/綾辻行人  感想

2010.03.08 *Mon
殺人鬼 (新潮文庫)殺人鬼 (新潮文庫)
(1996/01)
綾辻 行人

商品詳細を見る



 僕は暴力が大嫌いです。



 どの口が言うかwww

 はい。本日は、綾辻行人さんの『殺人鬼』をお送りします。
 何気に綾辻行人初めて。初めての作品でこれを選ぶなんて……。ちゃんと館ものからはいってればよかったかなぁと少し後悔している次第であります。

 とりあえず、伏線の回収はうまかったです。まあ、普通わからんわな。驚きたい人にはどうぞと(こんなことを言っている時点でハードルが上がるわけだが)





 それでは、ネタバレ全開で感想を。







 ……つか。

 ……うわぁ。
 としか言いようがないです。


 うん。ぐろいの。ホントぐろい。まあ、バイオレンス系の小説に慣れてればそうでもないかもしれないけれど、よくこれだけ殺人描写が思いつくなぁ、って感じで次々に暴力の嵐が。つか、この小説自体、オチの双子とグロしかないというね。まあ、そこに意義が見出せたら儲けもんって感じだと思います。

 ってか、結局殺人鬼の正体がわからなかったのが消化不良なんすよね。確かにわからない方がまとめ方としては奇麗なのですけれど、なんかオチを全部双子トリックに持っていったせいで、どうにももやもやが。
 個人的にはああいう驚愕トリック系って、単にそのためだけの舞台装置はあんまり好きじゃないんですよね。そこに作品の主題としての意図があるならかなり好きなんですけど、こういう風に全部オチのためだけにっていうのはちょっと……。


 うーん、つか、語ることがない。
 怖いっていうのとも違ったしなー。ただ、二度目に簡単に読み返してみると、伏線がすげー細かく張られているのがわかるので、そこはすごいなぁと思う。とくに序盤の書き分け。実は結構きわどいところまで描写しているんですよね。こういうところは本当に作者の力量が出ているなぁ。


 ちなみに、続編の方で一応完結しているらしいので、そっちが気になる。やっぱちょっと消化不良だよこれ。

 というわけで、この辺で。


COMMENT : 2
TRACKBACK : 0
CATEGRY : 綾辻行人

『バカとテストと召喚獣7.5』 著/井上堅二  感想

2010.03.02 *Tue
バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 い 3-1-10)バカとテストと召喚獣7.5 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 い 3-1-10)
(2010/02/27)
井上堅二

商品詳細を見る



 「僕……もうお婿に行けない……」




 とうとう表紙に男が登場だあああああああああああああああああ!!

 何かがおかしいけど! どこか明らかに間違えているけど! 圧倒的なまでに違和感があるけど!


 はい。そんなわけでバカテスの最新刊をお送りします。
 ここ数巻は、面白いには面白いけれど、どこか爆発力が足りないなぁ、といった感じだったのですが、今回はかなり熱中して読みました。単純に自分の好みのはなしが多かったってだけかな?(まあ、女装ネタも嫌いじゃないけれど、あまりしつこいと、って感じだったし)





 ではでは、あまり語りすぎるとネタばれポロリ行きそうなので、下からネタバレありの感想に。








 アキちゃあああああああああああああああああああああああああああああん。

 はい、アキちゃんの表紙登場ですよ! なんだ、ベースはマジで明久なのになんでこんな可愛いんだちくしょう。
 何気に胸にパッドつけているところとか笑えます。ってか、店頭でこの表紙見た瞬間吹きました。もし人目がなかったらそのあともげらげら笑っていたかもしれません。うん、これは本気でカウンターだったわ。

 まあ、短編集の巻なので、メインとは別のキャラが来るだろうなぁとは思っていましたが、まさかアキちゃんとは。しかも記念すべき十巻目。絶妙すぎるぜタイミングが。


 なんかもう表紙だけで満足してしまいそうな巻でした。いや、中身も面白かったけどね? もうネタ的には出オチだよなこれ。



 とりあえず短編集なので、一つ一つの感想を。




○僕とダウトと男の尊厳

 ネタ的には一番面白い話だったと思う。
 惜しむらくはページ数かなぁ。このネタだったらもっと引っ張れたっていうか、もう少し丁寧に駆けたんじゃないかと思ってしまう。とくに姫路さんと翔子の参戦の過程がもっと練られてたらなぁ。
 まあ、もちろん面白かったわけですが。ってか倍プッシュ吹いたww
 つーか男しか脱衣していないところがこの作品の面白いところだわ。絶対女キャラが脱がないとわかりきってしまうもんな……。哀れ明久&雄二。君たちはもはやそういうキャラ付けなのだよ。


○僕とホンネと召喚獣

 何気に分かりきっていることと意外なことの両方が明かされたりして面白かった。
 ってか、雄二の翔子に対するあれって、完全に照れ隠しだったんだ……。そりゃあ、根っこのところでは嫌っていないってのはわかっていたけれど、あそこまで露骨に無意識が反応しているとわかると笑える。完全にツンデレな雄二……。
 それに対して、明久ってば……。マジでほんの少しも姫路さんと美波の気持ちに気付いていないわけね。ってか田づ練られておびえている無意識の反応がリアルすぎて笑える。こういう下心がないってのはある意味貴重だよなぁ。まあ、お二人さんからすれば歯がゆいでしょうが。
 あと、ムッツリーニに関しては、もうお約束過ぎて楽しい。自分の召喚獣ペシペシ叩いているイラストが可愛いんだからもう。

 ってか、『イィィヤッッホォォオーゥ!』が笑え過ぎてやばい。なんか完全にツボったらしく、あとがきで出てきた瞬間に腹抱えてしまいましたよww



○僕と福引と闇の鍋

 一つだけ言わせてもらおう。福引の商品はどこに行った。

 いや、闇鍋というワードですでにオチが決定してしまったような話でしたが、うん、あの殺人鍋の中に海鮮盛り合わせを入れなくて良かったねホント。もったいなすぎてやばいよ。
 しかし、闇鍋と聞いた瞬間にタバスコを選ぶ女性陣のタフさも恐ろしいが、そこで以下に自分だけ回避しようかを考える男性陣もどうかと思う。なんだこの妙な心理戦は。そしてその斜め上を行くバイオハザード姫路。こんにゃくが溶けたとかww

 でも、オチも斜め上というか、ちょっとだけ予想外の方向で新鮮だったかも。うん、ドン引きしている女性陣がなかなか。

 この話は次回へのつなぎ回でもあるみたいで、なんだかわくわくしますねー。しかし、個人的には姫路さんより美波をもっと……。


○ウチと日本と知らない言葉

 過去話。
 ってか、明久と雄二って高校からの友人だったのか……。あまりに親しすぎるからてっきり中学くらいからの付き合いかと思ってたよ。
 それはそうと、今まで話だけはあったけど、あまり掘り下げられていなかった美波の帰国子女という話。しかし、日本に来て一年で随分上達したんだな、日本語……(上達しすぎだろ、と思わないでもない)

 うん、ってかこりゃ惚れるわ。惚れて当然だわ。

 罪な男め……。




 そんなわけで、7.5巻でした。
 アニメ化もして絶好調だなぁというのが伝わってくる一作ですね。アニメはまだ見ていないんですけど、ちょっと見てみようかな……。
 そろそろ人物関係も動かして行きたいと作者も言っていますし、たのしみになってきましたねー。

COMMENT : 0
TRACKBACK : 0
CATEGRY : 井上堅二

プロフィール

西織

Author:西織
大学に入学を果たしたただの読書好き。

拍手がえしに関してはこちらでご覧ください。
http://blogvote.fc2.com/pickup/emptyreader


年齢:19
誕生日:九月九日
血液型:A型
趣味:読書
夢:作家(前途多難)


主に好きな作家
・西尾維新(番外位)

・奈須きのこ
・辻村深月
・佐藤友哉
・竹宮ゆゆこ

上記の作家の全ての作品を愛しています。

主に好きな漫画家
・児玉樹
・荒井チェリー
・椿いづみ
・福本伸行

漫画の神
・手塚治虫


補足
西尾維新の傑作はきみぼくシリーズだと思って日々を生きています。あのよさをわからない人間が多くて残念に思う。(とくに四作目)
そんな僕は生粋の西尾信者なので、いくらでも語れますし、いくらでも語りつくしてやりますよ。


『空っぽの知識』の別館ですが、よろしくお願いします。
http://tukimaturi.blog89.fc2.com/

初めての方は、カテゴリ内の『未分類』を先に読んでください。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ

未分類 (3)
読書日記 (3)
漫画日記 (32)
漫画の紹介 (3)
浅田次郎 (1)
綾辻行人 (1)
有川浩 (2)
有沢まみず (1)
五十嵐貴久 (1)
伊坂幸太郎 (3)
井上堅二 (2)
歌野晶午 (1)
浦賀和宏 (1)
乙一 (1)
賀東招二 (1)
鎌池和馬 (6)
貴志佑介 (1)
北村薫 (1)
京極夏彦 (2)
桐野夏生 (1)
佐藤友哉 (1)
沢井鯨 (1)
沢村凛 (1)
白河三兎 (1)
新海誠 (1)
鈴木大輔 (1)
竹宮ゆゆこ (2)
多島斗志之 (1)
辻村深月 (5)
土橋真二郎 (1)
中島らも (1)
成田良悟 (15)
西尾維新 (17)
野村美月 (1)
橋本和也 (2)
姫野カオルコ (1)
本多孝好 (2)
円居挽 (1)
道尾秀介 (1)
湊かなえ (2)
武者小路実篤 (1)
望月守宮 (1)
森絵都 (1)
森見登美彦 (1)
薬丸岳 (2)
柳広司 (1)
米澤穂信 (10)
翻訳小説 (2)
日高由香 (1)
越谷オサム (1)



FC2カウンター



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード



フリーエリア

西織の最近読んだ本



Copyright © 空っぽの知識(読書日記) All Rights Reserved.
Images from ふるるか Designed by サリイ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。